中高年の坐骨神経痛

◎はじめに 

腰痛、膝痛、坐骨神経痛のいわゆる腰膝坐骨症候群とは!!

当院に来られる中高年いわゆる40代以上の患者さんは
1つの特徴があります。ほとんどはいわゆる坐骨神経痛のみでなく
腰痛と坐骨神経痛、膝痛と坐骨神経痛、はたまた3つが合体したもの・・・
いわゆる3大疾患の症候群化となっています

腰痛と坐骨神経痛


 腰痛とは脊中起立筋による障害を基本に脊椎周辺の筋群や大腰筋なども関係します。
まずこれらの筋肉群が原因なら鍼灸治療が100%適応となるでしょう。
簡単なものはギックリ腰など急な筋肉の痙攣などでおこりますが
ギックリ腰などは1度の治療で治ることが多いです。
少しひどめの場合は悪い姿勢などからくる慢性の筋肉の固まりが原因になります。
ギックリや姿勢性腰痛ははじめのうちはただの筋肉痙攣であり何の問題もありません。
しかし長年ギックリ腰を何度もおこしたり姿勢が悪くてもずっとほっておいたのなら
話は別になります。はじめは痙攣程度であったものが徐々に硬くなっていき
強縮していき柔軟性がなくなっていきますのでさらに硬くなるのです。
基本的にこれらの方は仕事はよくするが運動はしないという方がほとんどです。

筋肉が硬くなるとその間には神経が走っています。
腰の神経はほとんどが下肢にいく坐骨神経痛となりますので
硬くなった筋肉はいずれは坐骨神経痛を引き起こすことになるのです。
坐骨神経痛が発症すれば痛いものだから背骨を異常にゆがませます
背骨がゆがむのでさらに腰痛が悪化するケースが多くみられます。
このケースまでくればなかなか大変ではじめは筋肉の硬縮が背骨をゆがませていたが
悪循環で背骨の異常なゆがみがさらに筋肉を硬縮させてしまいます。
ここまでくると治療は1〜3ヶ月の期間をようし針だけではなく灸も必要です。

ですのでなるべく腰痛はギックリ腰になったらすぐに治療して1回で治すか、
姿勢が悪い段階であり何度も腰痛が繰り返すことがない段階で
治療を受けられることをおすすめします。この段階なら4〜5回で終了できるでしょう。
ギックリ腰で恐いのは痛くて動けないことではないのです。
筋肉が硬くなっていく過程であるのが恐いのです。
ですので治療も痛みを消すことも大事ですが柔らかくすることがもっと大事です。
その後運動などで防止をすれば腰痛もちの人が坐骨神経痛になることはありません。

ギックリ腰や慢性腰痛をただの腰痛だと考えていましたら
いずれかなり強めの坐骨神経痛まで発展する可能性があり
できれば初期の腰痛の段階で治すという習慣をつけますよう注意ください。

治療は・・・
坐骨神経痛に対しては中国鍼法をおこないます。
その後腰部は主に大腰筋などの深部の治療を中心に臀部の梨状筋や殿筋群をゆるめます。
仙腸関節に問題があればそこの処置も同時におこなうことで治癒率が増えます。
同時に委中や陽陵泉などのツボを取ると効果的です。
自宅灸は主に膝から下のツボにとってもらい毎日やってもらいます。


変形性膝関節症と坐骨神経痛

このパターンも異常に多くみられます。
まずはスタートは臀部の筋肉痛などから始まり大腿部などが引きつることで
膝関節の外側が痛みます。いわゆる腰腿痛といわれる状態です。
股関節にも問題がある人に多く主に立ち仕事がすぎる場合に多く見られるようです。
さてこの段階で治療をするのが良いのですがまだまだ我慢ができる痛みでありますので
痛み止めや湿布などでごまかすことになります。それでも痛みは軽くなるので困ったものです。
こういう状態が何年か続けば今度は太ももから膝までの間がなにか
つっぱったような感覚になります。筋肉が硬くなってしまったので伸びなくなって
膝や股関節の動きが悪くなってきたのです。歩く時も膝があがらないのでどちらかといえば
ひこずったような歩き方になったりします。そうなると今度は膝の軟骨がすれますので
膝の変形がおこってしまいます。いわゆる変形性膝関節症です。
これで完成となるのですが当然太ももの筋肉だけが硬くなるのでなく
股関節周囲の筋肉も硬くなりますので梨状筋が硬くなれば坐骨神経痛に
中殿筋などが硬くなれば大腿神経痛にとなってしまします。
ここまできたら悪循環のはじまりで膝が痛いからびっこをひいて歩くので
さらに左右差ができお尻もさらに硬くなります。お尻が硬くなれば坐骨神経を圧迫しますので
という感じで痛みが増えていくのです。この痛みはほっておいてもますますひどくなるので
どこかで治療をはじめなければいけませんし悪循環に入っていれば治しても
悪循環なのでなかなか治るチャンスがありません。
仕事を休んで治療をしてようやく痛みがおちつくことが多いようです。

治療は・・・
坐骨神経痛に対しては中国鍼法をおこないます。
次に臀部と大腿部の硬い筋肉への処置をおこないます。
膝の痛いところへは直接灸かせんねん灸をします。
膝はテーピングで固定しなるべく安静を指示します。


腰痛と変形性膝関節症と坐骨神経痛

これは最終段階です。
上記の状態が長くなればいずれはこのパターンまでいきつきます。
ですがなかなかここまでなる患者さんは少ないようです。
ここまでなる前に鍼灸院などで治療をおこない悪くなるのを防いでいるからです。
ですので治療には治すことだけが大事でなく悪化させないという意味もあるのです。
ですのでなかなか完治せずとも定期的な治療をおこないゆっくり筋肉を鍛えていき
コントロールしていくわけです。治らないからもう治療しないではもう歩かなくてもいい
とひらきなおったら別ですがまだ歩きたいと考えている時には治療は必要なわけです。

この段階まできた患者さんは運悪くちゃんとした治療・鍼灸を受けれなかったのでしょう。
極端に鍼が嫌いな場合も治療を受けることもないのでここまでなるのでしょう。
膝はO脚になり変形し太ももは内側がやせ細り腰は前に曲がってしまいお尻も硬くなって・・・
当然歩くだけでも痛いものですからあるかない歩かないから筋肉が痩せる
ということを繰り返し歩行困難になり車椅子生活となってしまいます。

ですので大事なのは治らなくても家族が助けて鍼灸治療を受けさせることです。
まだ歩ける状態であるなら完治はせずとも歩くという行為はできるようになります。
家族が面倒で治療に連れていかないというケースもあるようですが
いずれはこの状態は寝たきりになるのでもっと家族も面倒になるわけです。

人間100歳になっても筋肉は鍛えることができるときんさんぎんさんが
証明してくれています。がんばって治療をし寝たきりにならないように予防して下さい。

治療は・・・

腰・臀部・太もも・膝回りなどをゆるめていきます。
歩くことで筋力をアップさせてそれによってまた痛くなれば
またその個所も増やして治療します。治療に終わりはなく定期的な治療が必要です。
当院では2週間に1回程度の治療をすすめています。
家族の協力も2週に1回なら問題なく続けてくれるからです。




坐骨神経痛・椎間板ヘルニア・脊柱管狭窄症の中国鍼灸治療/広島市



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